私がカトリックに繋がった不思議なお話
(母は産まれた時、祖父が自衛隊員のため転勤で札幌にいたそうな。)
祖母は母がお腹にいた時、助からないかもしれないと言われて、祖父の自衛隊のツテで札幌の天使病院にどうにか入院させてもらい、無事に産まれたとのこと。
天使病院は現在はカトリック系ではなくなってしまったものの、当時はカトリック系病院で、看護師さんはシスターの格好をしていたそうな。
そして母は昔からカトリックの病院で産まれたと散々聞かされていたそう。そして大人になってから、マザーテレサの事を知り大いに感動。
結婚し、産まれた私にもマザーの本を買って読ませるほど。
そして私は修道女に興味を持ち、高校生の時にプロテスタント教会へ。そして何かここは違うなぁと思い、調べてみるとマザーはカトリックの人だったとわかる。
そして高二の時、初めてカトリック教会へ。
貰ったパンフレットに書いてある「主の祈り」「アヴェ・マリアの祈り」を暗記して日々お祈り。
そして成人してからは神社に興味を持ち色んな神社へ行く。22、3歳頃に悪いことが重なりすぎてカトリック信者になりたいと強く思い、高2の頃に行った教会へ。
しかし勉強会に毎回参加できず、神父さまからイースターでの洗礼は無理だと言われる。
そしてイースターの後、新しく来た神父さまが外国の方で、なかなか癖のある喋り方だったためミサ中に笑いが堪えられず退出する。
この人に勉強を教わっても、多分頭に入ってこないだろうと思い(かなり失礼)、何度か行ったことのある東京カテドラルに友人を誘って行ってみることに。
たまたまシスターの講座が始まったばかりなのを知り、参加してみようと言うことに。
そして毎週日曜日に友人と通い続け、2020年のイースターに洗礼予定に。
そこでコロナが流行り出したため洗礼式はどんどん日延べされていく。
教会側もこのままではいかんと言うことになったようで、一時的にコロナが収まっていた2020年7月、無事洗礼と堅信を受けることができた。
ちなみに、私に信仰のキッカケを与えてくれた母だが、今はどこの宗教にも属していない。(元々仏教系の学校に通い、結婚してからは父の姉に無理やり創価学会に入れられるが、離婚後に数珠を平和会館に返す。)
ただ、一緒に教会に行くと女子パウロ会の売店でいつくしみのイエスやらマリア様の御絵やら買って、テーブルに飾っている。
私は、母がカトリック系の病院で産まれたときから、私がカトリックの信仰を持つように導かれていたような気がしてならない。
母自身、キリスト教系の絵画などは昔から好きだったらしい。
もしこれがお導きなのだとしたら、なかなか不思議な繋がりだなぁと思う。
母は今のところ全くクリスチャンになるつもりはなさそうだが、いつか心変わりしてクリスチャンになってくれるといいなぁなんて思っています。
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